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作品詳細

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Photo © GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Gérard Blot /distributed by AMF-DNPartcom
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コレクションNo.
RMN96001662
作品No.
P212
画像No.
96-001662
 
 
作品名
若い女性の肖像
作品名欧文
Portrait de jeune femme
 
 
作家名
作者不詳
作家名欧文
Anonymous
 
 
分類
古代遺品
年代
2世紀
制作年
161-180年頃(アントニウス帝の治世の後半
材質・形状
蜜蝋・板
寸法
33×20
 
 
所蔵先
ルーヴル美術館
画像データ
4.4MB
モチーフ
遺品
解説
ローマ時代に入ってもエジプトでは遺体をミイラにして埋葬する風習が続いた。しかし、ミイラを収めた棺にはエンコースティック技法による肖像画が飾られた。この技法は顔料を熱した蜜蝋で溶き、下塗りをほどこした木板の上に描くもので、古くからエジプトの画家が用いてきたものであるが、ポンペイの壁画にみられるようなローマ美術の写実主義を受け入れ、写真さながらの迫真性を獲得している。この女性の肖像画はエル・ファイユームから出土したが、モデルはテーベと関連すると推測されている。(千-5)