画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
Photo : Kobe City Museum / DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
KCM000671X05
作品No.
04章-軸003・004
画像No.
04章-軸003・004-1-05
 
 
作品名
長崎唐蘭館図巻
 
 
作家名
伝渡辺秀石筆
 
 
年代
江戸時代、18世紀初期
材質・形状
紙本著色
寸法
(唐館)35.8×487.7cm/(蘭館)35.8×399.2cm
 
 
所蔵先
神戸市立博物館
画像データ
5.3MB
解説
渡辺秀石(1641- 1709)は長崎出身の画家。中国浙江省出身の薬種商で、黄檗僧に転じた逸然性融(1601-68)に画を学び、元禄10年(1697)には長崎奉行から初代の唐絵目利兼御用絵師に任命されました。「鎖国」下の長崎において、オランダ人は寛永18年(1641)に平戸から出島へ商館を移転し、出島内でのみ居住・交易が許可されました。中国人ははじめ長崎の町で雑居が許されていましたが、元禄2年(1689)密貿易対策のため唐人屋敷(唐館)で居住することとなりました。元禄12年(1699)には幕府勘定頭・荻原重秀(1658-1713)が長崎を巡察し、渡辺秀石に唐人屋敷と出島の絵図制作を命じています。本図巻はこの絵図の系譜を引くもので、唐人屋敷や出島における風俗を詳細に描いています。