作品詳細

コレクションNo.

KCM000163X02

画像No.

KCM000163X02

 

 

作品名

源平合戦図屏風（一の谷・屋島合戦図)　部分図

 

 

分類

中世の神戸

年代

江戸時代前期

材質・形状

紙本着色

寸法

各151.3×366.0

 

 

所蔵先

神戸市立博物館

画像データ

3.1MB

解説

　当館蔵《源平合戦図屏風　一の谷・屋島合戦図》が、数多くの武勇伝で合戦の全体像を描写するのに対し、本図では一つの武勇伝を大画面に大写しに描く。右隻は平氏の侍大将悪七兵衛（あくしちびょうえ）平景清（かげきよ）が三穂屋（みほのや）十郎の兜（かぶと）の錣（しころ）を引きちぎるところ、左隻は名高い那須与一の扇の的の場面である。源平合戦図屏風は、実際の合戦から400年以上経て制作されたもので、史実を正確に伝えるものではないが、当時の武家にとって視覚的でわかりやすい古典的教養として好まれたのだろう。