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Photo : Kobe City Museum / DNPartcom
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コレクションNo.
KCM000065
作品No.
新1988-072
画像No.
KCM000065
作品名
平相国清盛
作家名
月岡芳年
作家名欧文
Tsukioka Yoshitoshi
生没年
1839‐1892
分類
中世の神戸
年代
明治時代
材質・形状
紙本木版色摺
寸法
35.5×24.4
所蔵先
神戸市立博物館
画像データ
9.1MB
解説
栄華を極めて奢り高ぶる平清盛が、厳島神社の造営を急ぐあまり、扇で沈む夕陽を招き返している場面。別な浮世絵では厳島ではなく、音戸瀬戸の開削、経ケ島築造の場合もある。治承4年(1180)の高倉院の厳島御幸の途次、平氏一門が福原でかがり火をともして遊宴をした時、その明るさが「もろこしの魯陽入日を返しけんほどもかくや」とたとえられた。中国の『淮南子(えなんじ)』には、楚の魯陽(ろよう)が韓との激戦で戈をあげて夕陽を招き返し、勝利した故事が収載される。魯陽の戈の故事は平安貴族には教養になっていた。
注釈
1枚