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作品詳細

クレジット表記
Photo : Kobe City Museum / DNPartcom
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コレクションNo.
KCM000048
作品No.
秋岡-01-094
画像No.
KCM000048
 
 
作品名
天竺之図
 
 
分類
古地図
年代
1749年(寛延2)(写)
寸法
167.0×133.2
 
 
所蔵先
神戸市立博物館
画像データ
26.5MB
解説
インド(天竺(てんじく))・中国・日本の三国(さんごく)で世界が成り立つという仏教思想の世界観「三国世界観」を表した地図。中央の巨大なうちわ形の大陸は、大部分をインドが占め、上部右端には中国が「大唐國」の名で表わされている。その右側には日本列島が海上に浮かぶが、「九州」と「四国」しか表記がない。地図中に記入された地名は細かく、三蔵法師(さんぞうほうし)玄奘(げんじょう)の足跡を朱線で記している。下部の両端にはこの地図の由来が書かれている。そこには、もともと京都の東寺(教王護国寺(きょうおうごこくじ))が本図の原図を所持していたが、その後東山の小松谷正林寺(しょうりんじ)に移ったとある。正林寺に在った延享元年(1744)、片岡法眼幽竹が写図を作り、それをさらに寛延2年(1749)8月上旬に転写したのが本図であるとされる。
注釈
秋岡武次郎コレクション【名品2008】、1舗