画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
Photo : Kobe City Museum / DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
KCM000021
作品No.
07章-軸001
画像No.
KCM000021
 
 
作品名
蓮図
 
 
作家名
小田野直武
 
 
分類
江戸の絵画
年代
江戸時代、18世紀後期
材質・形状
絹本著色
寸法
105.9×32.7
 
 
所蔵先
神戸市立博物館
画像データ
22.1MB
解説
秋田蘭画<らんが>を代表する画家、小田野直武<おだのなおたけ>(1749~1780)は秋田藩角館<かくのだて>の藩士。通称武助、字は子有。羽陽、玉泉、麓蛙亭、蘭慶堂などと号した。安永2年(1773)、秋田藩に招かれた平賀源内にその画才を認められた直武は、銅山方産物吟味<ぎんみ>役を命じられ江戸詰<えどづめ>となった。江戸では、源内のもとで洋風画法を学び、当時流行の南蘋風写生画の旗手・宋紫石に大きな影響を受け、藩主佐竹曙山にその技法を伝えた。克明な写生に基づく蓮の図は、微妙な色使いによって陰影を与えられ、水面に映る影や銅版画風の淡い描線で描き出された遠景と美しい調和を見せる。
注釈
池長コレクション【名品2008】、1幅