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作品詳細

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Photo : Kobe City Museum / DNPartcom
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コレクションNo.
KCM000020
作品No.
06章-額001もと
画像No.
KCM000020
 
 
作品名
今戸瓦焼図
 
 
作家名
亜欧堂田善
作家名欧文
A?d? Denzen
 
 
生没年
1748‐1822
 
 
分類
江戸の絵画
年代
江戸時代、18世紀末期〜19世紀初期
材質・形状
絹本油彩
寸法
40.8×65.6 
 
 
所蔵先
神戸市立博物館
画像データ
34.2MB
解説
 今戸は隅田(すみだ)川の西岸で、都鳥の名所であった。『江戸名所図会』に、「今戸には、土をこね、瓦(かわら)造りならべてほしければ やかぬまは露やいとはむ下瓦 杉風」とあるように、瓦焼きは今戸の名物になっていた。  煙が立ちのぼる窯を中心に、こてを手にする人物と火掻(か)き棒で火を掻く人物が左右に描かれ、後ろを流れる隅田川には、漁をする船や屋形船が見える。遠くに見えるのは浅草寺の門前に通じる大川橋で、銅版画にも本図とほとんど同構図の作品がある。田善(でんぜん)(1748~1822年)は本名を永田善吉といい、亜欧堂、田善は号である。田善は文化年間(1804~1818)を中心に活躍したが、人物や風景の描写は江漢より自然で洗練されている。
注釈
池長コレクション 旧蔵 東京 大場氏、1幅