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作品詳細

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Photo : Kobe City Museum / DNPartcom
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コレクションNo.
KCM000012X08
作品No.
04章-軸004
画像No.
KCM000012X08
 
 
作品名
長崎唐館図巻
 
 
作家名
(伝)渡辺秀石
 
 
分類
長崎系絵画
年代
江戸時代 18世紀初期
材質・形状
紙本著色
寸法
35.8×487.7
 
 
所蔵先
神戸市立博物館
画像データ
9.4MB
解説
「鎖国」下において、長崎ではオランダ・中国との交易が行われていた。中国人ははじめ長崎の町で雑居が許されていたが、元禄2年(1689)密貿易対策のため唐人屋敷(唐館)での居住を強制された。渡辺秀石(1639~1707)は長崎出身の画家。元禄10年(1697)には長崎奉行から初代の唐絵目利に任命された。本図巻は、元禄12年(1699)に幕府勘定頭・荻原重秀(1658~1713)が命じて制作させた唐人屋敷と出島の絵図の系譜を引くもので、蘭館図巻とセットとなっている。唐館図巻では、竹林と風呂屋、洗濯、酒や菓子を売る店、唐人屋敷での宴会、音楽の演奏、土神堂、博打に興ずる人々など、唐館における中国人の風俗が描かれている。
注釈
池長コレクション、2巻組のうち1巻