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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA30X00036
作品No.
HMOA30X00036
画像No.
HMOA30X00036
作品名
桜花散し文水衣
分類
能装束
年代
江戸時代
所蔵先
林原美術館
画像データ
4.6MB
解説
水衣は薄絹・単仕立ての広袖で、庶民の粗衣や僧衣を表現する能独特の装束である。通常、白・黒・茶・紫などの無地であり、時に縞も見られるが、この一領のように銀で桜花を摺り詰めたものは極めて珍しい。向きを変え、形を変えて一面に散る花と蕾は、軽やかに春を謳う愛らしい姿にも見える。また、透ける素材と銀色の不思議な輝きは、逆光を思わせる効果を生み、妖しげな趣きを漂わせている。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)