作品詳細

コレクションNo.

HMA30X00033

作品No.

HMOA30X00033

画像No.

HMOA30X00033

 

 

作品名

薔薇枝垂桜熨斗流水桜花散文長絹

 

 

分類

能装束

年代

江戸時代

 

 

所蔵先

林原美術館

画像データ

3.4MB

解説

裾に流水を配し、背や袖の中心的な部所に薔薇と枝垂桜の熨斗をあらわした文様。透ける効果は見事で、舞の動作につれて軽やかにゆれ、流れ、枝垂れる文様はいっそうその美しさを盛り上げている。長絹はさまざまの地色に金箔糸を織り込んだものが中心となるが、まれに部分的に絵緯を織り込んだものがある。また枝垂桜、柳、藤、萩と芒など、枝垂れる文様が多いのが特色で、これは能装束文様における和様の意匠の典型をしめすものである。参考文献：『林原美術館名品選』（平成29年4月1日発行）