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作品詳細
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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA30X00011
作品No.
HMOA30X00011
画像No.
HMOA30X00011
作品名
段に霞と麻の葉山吹牡丹撫子老松文縫箔
分類
能装束
年代
江戸時代
所蔵先
林原美術館
画像データ
6.3MB
解説
紅段には金の霞を摺り、白段には銀の麻の葉摺文様、上半身には山吹、牡丹、撫子と春と夏の草花を繡う。裾には老松の繡上げ文様。松樹幹の糸が脱落した部分の下地には金銀の箔が認められず、刺繡の後で摺箔が施されたことが知られる。繡はいずれも糸が引き締まり、平糸の光沢が美しい。写生的な趣もうかがえる江戸時代後期特有のもので、縫箔の刺繡が比較的古様を保つ中にも、時代の特色をしめしているのが興味深い。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)