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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA30X00010
作品No.
HMOA30X00010
画像No.
HMOA30X00010
作品名
稲束に鳴子文縫箔
分類
能装束
年代
江戸時代
所蔵先
林原美術館
画像データ
5.9MB
解説
宝相華様の小花を縦に繋いだ特色のある生地の緞子は、中国からの舶載。文様は稲束と鳴子を組み合わせたもので、着用を考慮して袖と背そして裾の部分が中心となる。さらに着用時にはほとんど見えることのない腰の部分にも三束を重ねて、この大きな構図を完成する。稲束は平糸を用いた刺繡で、繡技は通例ながら萌葱地に生きる配色には注目される。鳴子は木目を金で摺り、特有の平滑な輝きを見せ刺繡と質感の差が効果的。 「小鍛冶」の前ジテ(稲荷明神)に着用されたものか。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)