画像提供元
作家/制作者
作品名/資料名
クリア
閉じる

作品詳細

クレジット表記
画像提供:林原美術館/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
コレクションNo.
HMA30X00007
作品No.
HMOA30X00007
画像No.
HMOA30X00007
 
 
作品名
破れ垣に枝垂桜文縫箔
 
 
分類
能装束
年代
桃山時代
 
 
所蔵先
林原美術館
画像データ
4.4MB
解説
花は別の桃山時代の装束に繡われていたものを丹念に切り取って、この裂地に切付けとしたものである。わずかに見える旧の裂地も紅練貫と考えられ、それにもほのかに金摺箔の文様があったようである。繡技は当代の特色をよくしめし、平糸をふくよかに用いて、蕊や葉脈の細糸で巧みに押さえるというもの。花の芯部に淡紅の暈しが施されているのは、顔料によるものである。当初は若い高貴の女性の料で、演能を賞でて能役者に贈られたものが大切に伝えられたものと考えられる。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)