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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA30X00003
作品No.
HMOA30X00003
画像No.
HMOA30X00003
作品名
重要文化財 白地草花文肩裾縫箔
分類
能装束
年代
桃山時代
材質・形状
絹織物
指定
重要文化財
所蔵先
林原美術館
画像データ
5.2MB
解説
能装束として伝えられたが、当初はおそらく高貴の女性の料で、演能を賞でて脱ぎ与えられた(小袖脱ぎ)ものとされる。典型的な肩裾小袖で、それぞれ洲浜形をもうけ、内に草花を繡い詰めている。細部に注目すると片身は春の海浜と知られる貝尽しに、草花をおさめた雲形と桐文散らし、他は菊、楓、萩、芒、龍胆などで春秋の片身替りを構成していることが知られる。なお両袖は繰り廻されて、当初の袖山の位置が前にずれている。また拝領して能装束とした時に、白地の部分に流水、水藻を描き加えたと推考される。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)