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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA25X00003X01
作品No.
HMOA25X00003X01
画像No.
HMOA25X00003X01
作品名
重要文化財 綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵婚礼調度 厨子棚
作家名
幸阿弥長重
分類
蒔絵
年代
江戸時代
材質・形状
木、漆、金、銀
指定
重要文化財
所蔵先
林原美術館
画像データ
2.9MB
解説
慶安2年(1649)に公家の一条教輔と結婚した、初代岡山藩主光政(1609~1682)の次女輝姫(一条大政所)の婚礼調度。輝姫は、三代将軍徳川家光の養女となったために葵紋をつけたと考えられ、池田家に伝来した理由は、輝姫の没後に形見として戻されたからと思われる。総体は稲妻形の綾杉地文様に金銀の地蒔きをした上に、唐獅子と牡丹図が高蒔絵であらわされているが、この組み合わせは能の「石橋」からきており、大変めでたい図柄である。国宝「初音の調度」(徳川美術館所蔵)と同じく、幕府の御用蒔絵師の幸阿弥長重の作。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)