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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA18X00016
作品No.
HMOA18X00016
画像No.
HMOA18X00016
作品名
備前矢筈口水指
分類
日本陶磁
年代
桃山時代
指定
岡山県指定重要美術品
所蔵先
林原美術館
画像データ
3.5MB
解説
矢筈口とは、口縁部の形状が矢の末端の弦を受ける矢筈に似ているために名付けられた名称で、水指などに多くみられる。赤褐色に発色し、ヘラにより加飾された胴の表面には、胎土に含まれていた砂石が焼成時にはぜた「石はぜ」が見られ、しっとりとした肌の一部には薄く胡麻がかかる。内底には角形をした文字入りの印が捺されている。桃山時代の備前焼の土味の復活に成功し、備前焼中興の祖と称され、日本で初めて備前焼の重要無形文化財(人間国宝)に認定された金重陶陽(1896~1967)の旧蔵品である。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)