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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA18X00015
作品No.
HMOA18X00015
画像No.
HMOA18X00015
作品名
備前火襷茶入 銘 雷神
分類
日本陶磁
年代
桃山時代
所蔵先
林原美術館
画像データ
5.1MB
解説
本作は茶入としてはやや大振りで、おおらかな作風である。肩から胴にかけてはゆったりと膨らみ、裾から畳付にかけてすぼまっている。美しく焼けた白い器肌の表面にあらわれた赤い火襷の様子を、雷神の発する稲妻に見立てて「雷神」と銘がつけられたと考えられる。備前焼では窯変の茶入は多いが、火襷の茶入は比較的少ない。外箱裏に「伊木」との墨書があり、岡山藩の家老で茶人としても知られる伊木三猿斎(1818~1886)の旧蔵品である。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)