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画像提供:林原美術館/東京大学史料編纂所撮影/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA11X00013X0032
作品No.
HMOA11X00013X0032
画像No.
HMOA11X00013X0032
作品名
石谷光政宛 斎藤利三書状(石谷家文書 巻第2)
作家名
斎藤利三
分類
書跡
年代
江戸時代
制作年
天正10年(1582)
材質・形状
紙本墨書
所蔵先
林原美術館
画像データ
2.8MB
解説
斎藤利三が、長宗我部元親の義父である空然(石谷光政)に宛てた書状。天正9年(1581)の後半頃、織田信長は長宗我部元親へ対して、伊予(現、愛媛県)・讃岐(現、香川県)を返納させ、土佐(現、高知県)と阿波(現、徳島県)南半分を与えるという朱印状を発給した。それに不満を述べた元親に対し、天正10年1月に、明智光秀が使者を送って元親を説得したことが、江戸時代に記された『南海通記』などに見られる。本書状は、それらの元となる一次史料と考えられる。さらに利三が、朱印状を受け入れることが元親の為であると説得した様子や、この時土佐へ派遣された使者は、元親の義兄・石谷頼辰だったことも確認できる。