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作品詳細

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画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA10X00001
作品No.
HMOA10X00001
画像No.
HMOA10X00001
 
 
作品名
鯉魚図
 
 
作家名
李鱗
 
 
分類
唐画
年代
明時代
材質・形状
絹本著色
 
 
所蔵先
林原美術館
画像データ
10.1MB
解説
黄河中流の「龍門」は流れが早く、古来より魚の遡上を阻むとされてきた。鯉はこの龍門を艱難辛苦のうえ遡上し、無事遡上できた鯉は龍になると言い伝えられたので、苦学し、科挙の難関を越えて「進士」となる学生たちの行為に見立てて、立身出世の象徴とされた。波濤の描写では所々筆先が割れ、双管の手法が用いられている。明時代中期、狂態邪学が登場し、その荒々しい筆使いが効果として認識されるようになったが、本図もそうした傾向を受けたもので、明時代後期、江南の職業画家によるものと見なすことができる。狩野探幽(1602~1674)による外題「鯉 李鱗筆」が附属している。徳島藩蜂須賀家伝来。