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作品詳細

クレジット表記
画像提供:林原美術館/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA09X00007
作品No.
HMOA09X00007
画像No.
HMOA09X00007
 
 
作品名
千利休自筆書状 正月二日
 
 
作家名
千利休(1522-1591)
 
 
分類
書跡
年代
桃山時代
材質・形状
紙本墨書
 
 
所蔵先
林原美術館
画像データ
2.9MB
解説
千利休(1522~1591)は織田信長、豊臣秀吉に仕えた茶人で、侘び茶を大成させた。書状には宛名がないが、秀吉の茶頭の一人に宛てて利休がしたためたものと推測される。利休が堺へ帰っている時に豊臣秀吉が大坂城内の山里茶室へ来て宿泊する、との知らせに対する利休の返事が書かれており、急な知らせに驚き、次に大坂で茶を差しあげるために養生をおこたらぬ旨を記している。利休没後、その手紙は茶人たちに珍重されたため、偽物が横行した。この手紙の所持者は、手紙が本物であることを利休の孫の千宗旦に証明してもらっており、宗旦が「宗易正筆 不審」として花押をすえ証明したものが、利休の書状と一緒に表具されている点が珍しい。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)