作品詳細

コレクションNo.

HMA05X00007X01

作品No.

HMOA05X00007X01

画像No.

HMOA05X00007X01

 

 

作品名

重要文化財　紺糸威胴丸 兜 、 大袖付

 

 

分類

甲冑

年代

南北朝時代

制作年

正中元年（1324）

材質・形状

鉄、絹、金、漆、牛革

指定

重要文化財

 

 

所蔵先

林原美術館

画像データ

5.7MB

解説

黒漆塗の鉄札と革札を一枚交ぜとし、縹色の藍染組糸で威し、立挙前二段後三段、衝胴四段、草摺八間五段下りに仕立てた典型的な南北朝時代の胴丸である。小札板七段を垂れた大袖と、肩の正面に杏葉を垂れ、鉄黒塗二方白四八間鍍金総覆輪筋兜が具足される。兜・袖・杏葉が完存するものは少なく、きわめて貴重な一領である。遠野南部家に伝来したもので、南部政長（？～1360）が後村上天皇から拝領したものと伝えられる。参考文献：『林原美術館名品選』（平成29年4月1日発行）