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画像提供:林原美術館/TSC create/DNPartcom
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コレクションNo.
HMA03X00003
作品No.
HMOA03X00003
画像No.
HMOA03X00003
作品名
黒革包鞘糸巻太刀拵
分類
拵
年代
江戸時代
材質・形状
木、牛革、絹、
所蔵先
林原美術館
画像データ
1.1MB
解説
わが国の刀装は儀仗(儀式用)と兵仗(武用)に大別される。兵仗用の革包拵は、南北朝から室町時代にかけて流行したもので、柄・鞘全体を厚手の革で覆い漆を塗りこんだ拵であり、この太刀拵は糸組で柄巻と鞘の渡り巻きを施している。華やかさはないが、実用性を重んじた武家の気風が感じられる。本作のような拵は一般に「笹丸拵」と呼ばれ、愛宕神社の宝刀「笹丸」の拵を模したもである。重要文化財「太刀 銘 正恒」(HMOA01X00004X01)の拵。参考文献:『林原美術館名品選』(平成29年4月1日発行)