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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
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コレクションNo.
HCM529X2
画像No.
HCM529X2
作品名
唐織 紅萌葱茶段流水に菊文様
分類
能装束
年代
江戸時代
材質・形状
絹 紅入
寸法
丈143.0cm 裄72.6㎝
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
7.8MB
解説
唐織は、種類の多い能装束のなかでも最も絢爛豪華な装束。文様、色彩ともたいへん手が込んでいます。この2領は、紅、萌葱、黒紅の段替りに、水の流れを金糸であらわし、上文様には各種の色糸で菊の折枝を全面に散らしかけます。上文様が刺繍のように浮き上がり、深みを感じさせます。身辺のなにげない草花の美は、日本人が古くから好み、慣れ親しんだ主題。和様の美の伝統が鮮やかに生きています。写真は部分を撮影したものです。