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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
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コレクションNo.
HCM511X5
作品No.
能面200
画像No.
HCM511X5
作品名
獅子口
分類
能面
年代
室町時代
材質・形状
木造(ヒノキ材)・彩色
寸法
面長20.0㎝
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
4.0MB
解説
井伊家伝来能面中の優品。獅子は文殊菩薩が騎乗する霊獣で、獅子が牡丹に舞い戯れる「石橋」一番に用います。彫り口に抑揚があり、眉や髭などの毛描きには、闊達な趣があります。あたりを睥睨する獅子の気宇広大な風格が感じられ、やや誇張味はありますが、能面の形が固定化する以前の古調を伝えます。面裏に作者を赤鶴とする明暦2年(1656)の金泥極めがあります。赤鶴は、鬼の面の上手と評判だった面打。