作品詳細

コレクションNo.

HCM465X1

作品No.

硯015

画像No.

HCM465X1

 

 

作品名

我宿蒔絵硯箱

 

 

分類

調度

年代

室町時代

材質・形状

木地漆塗

寸法

縦22.3　横23.2　高5.3cm

指定

重文

 

 

所蔵先

彦根城博物館

画像データ

4.7MB

解説

四隅が入隅となった被蓋づくりで、蓋と身の口縁には錫の覆輪をめぐらしています。蓋の甲には、籬の内から大きく咲き誇る菊と蝶、水辺に憩う鴛鴦の番を描き、水際の岩に見える「我」「乃」の2つの葦手文字から、「我宿の」を含む和歌に因んだ意匠と考えられています。箱内には、硯と水滴を据え、懸子に菊の折枝を描いています。寛永9年（1632）に死去した2代将軍徳川秀忠の遺品として、3代将軍家光より井伊直孝（彦根藩井伊家2代当主）が拝領しました。