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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
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コレクションNo.
HCM411
作品No.
茶入018
画像No.
HCM411
作品名
大名物 宮王肩衝茶入
分類
茶道具
年代
中国・宋時代
材質・形状
陶器
寸法
高9.6 口径4.6cm
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
3.9MB
解説
肩の張った形から肩衝と呼ばれる茶入。頸部下辺と胴の中央に彫り筋をめぐらし、紫褐色の釉薬の上から黒飴釉を流し掛けています。室町幕府8代将軍足利義政旧蔵の大名物とされ、越前朝倉九郎左衛門が所持、宮王三郎大夫に伝えられたことから「宮王」の名で呼ばれました。のち天正11年(1583)、織田信長や豊臣秀吉の下で名物茶器蒐集を主導した松井友閑から秀吉へ献上され、慶長20年(1615)の大坂城落城の際、徳川家康が入手、戦功の賞として井伊直孝(彦根藩井伊家2代当主)が拝領しました。井伊家累代の重宝として知られています。