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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
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コレクションNo.
HCM401
作品No.
茶壺002
画像No.
HCM401
作品名
褐釉四耳壺 (呂宋壺)
分類
茶道具
年代
中国・明時代
材質・形状
陶器
寸法
高38.5 口径11.7cm
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
4.7MB
解説
肩に四つ耳を取り付けた壺。頸部の周囲に二重筋を彫り、下3分の1ほどは茶褐色の素地を残し、褐色と黒色の入り交じる釉薬を薄く重ねてかけています。底部に永井直勝(1563~1625)や毛利秀元(1579~1650)らの花押があり、伝来をうかがうことができます。この種の壺は、明時代に中国南部で制作された日用品と考えられ、日本輸出の経路にあたるフィリピン・ルソン島の名をとって「呂宋壺」と呼ばれました。日本将来後は茶壺として利用されて珍重されました。