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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
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コレクションNo.
HCM316
作品No.
絵画掛幅078
画像No.
HCM316
作品名
鹿図
作家名
鄭維培
分類
書画
年代
江戸時代
材質・形状
絹本著色
寸法
128.3×47.8
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
6.5MB
解説
享保16年(1731)、中国・清の画家沈南蘋が長崎に来朝しました。精緻で写実的な表現と華麗な色彩、豊かな装飾性を特色とする画風は日本画壇に新鮮な驚きをもって迎え入れられ、長く影響を与えました。鄭維培は、彼に随行した弟子の1人。本図は、華やかな色彩ではないものの、細密な鹿の毛並や柏木の葉など、対象の形似に迫ろうとする南蘋風の特色が見て取れます。鹿は寿命を司る寿老人の乗り物で、下方の霊芝とともに瑞祥の意があります。