作品詳細

コレクションNo.

HCM313X7

作品No.

絵画雑020

画像No.

HCM313X7

 

 

作品名

源氏八景手鑑　

 

 

分類

書画

年代

江戸時代

材質・形状

紙本著色（一部絹本・板絵）

寸法

29.0×38.0

 

 

所蔵先

彦根城博物館

画像データ

6.4MB

解説

近江八景あるいは瀟湘八景になぞらえ、源氏物語から8帖を選んでまとめた画帖。各画面を御簾、屏風、襖障子、手鑑、硯箱、杉戸、巻物、掛幅などに見立て、金具や裂など、一部は実際の調度品の材料を使用するという凝った意匠。各画題と略図を示した書付によると、箒木の夜、須磨の月、明石の晩鐘、松風の帰帆、行幸の暮雪、幻の帰雁、玉蔓の春嵐、夕霧の夕照りの八景をあらわします。しかし、画中景から考えると、「行幸の暮雪」は「朝顔の巻」、「玉鬘の春嵐」は「手習の巻」に比定するほうが妥当かと思われます。