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作品詳細
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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
ご利用上の注意
ご利用内容により、画像提供元(美術館・博物館等)から事前に許可を得ねばならない場合があります。
《彦根屏風》は、彦根市が商標登録しています。商標の利用については、彦根城博物館ホームページで確認の上、彦根城博物館へ直接お問い合わせください。
https://hikone-castle-museum.jp/application/patent
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コレクションNo.
HCM300
画像No.
HCM300
作品名
風俗図(彦根屏風)
分類
書画
年代
江戸時代
材質・形状
紙本金地著色
寸法
94.0×271.0
指定
国宝
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
7.5MB
解説
彦根藩主井伊家に伝えられたため、「彦根屏風」の名があり、近世初期風俗画の傑作として高く評価されています。制作は寛永年間(1624-44)と考えられており、舞台は、当時の京の遊里の様子を描くと推定されています。各人物は、屏風の山折りと谷折りの形態を活かし、それぞれが緊密な対応関係にあり、そのさまざまな姿態とともに、計算されつくした完成度の高い構図をとっています。また、人物の髪や衣装の文様等、線描と賦彩は精緻を極め、器物や衣装の質感までもが表現され、一種生々しい印象を与えます。三味線、双六、恋文、画中画の屏風絵は、漢画の伝統的画題である琴棋書画の見立てであり、屏風絵は室町期の本格的な漢画の技法をとっています。落款はありませんが、卓越した素養と手腕を持つ狩野派の絵師の手になると考えられます。