作品詳細

コレクションNo.

HCM226X2

作品No.

甲冑008

画像No.

HCM226X2

 

 

作品名

朱漆塗燻韋威縫延腰取二枚胴具足

 

 

分類

甲冑

年代

桃山～江戸時代

材質・形状

鉄製

寸法

胴高40.9㎝

指定

滋賀県指定有形文化財

 

 

所蔵先

彦根城博物館

画像データ

5.3MB

解説

軍装を赤で統一した｢井伊の赤備え｣スタイルの甲冑。井伊直孝（彦根藩井伊家2代当主）所用と伝える、最も整った具足。胴は碁石頭の板札と薫革の素懸威、腰から下は毛引きで威した段替りの二枚胴とします。籠手は仕付袖をつけた毘沙門籠手。頬当には歯と髭とを設け、兜は頭形で金色に輝く大天衝脇立。無用な装飾のない実戦向きの重厚なつくりとなっています。櫃に納められた寛永二年（一六二五）の「本命星供巻数」がこの具足本来のものとすれば、制作年を示す可能性もあります。