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彦根城博物館所蔵 画像提供:彦根城博物館/DNPartcom
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コレクションNo.
HCM225
作品No.
甲冑002
画像No.
HCM225
作品名
朱漆塗紺糸威桶側二枚胴具足
分類
甲冑
年代
桃山時代
材質・形状
鉄製
寸法
胴高40.7㎝
指定
滋賀県指定有形文化財
所蔵先
彦根城博物館
画像データ
6.1MB
解説
軍装を赤で統一した「井伊の赤備え」スタイルの甲冑。井伊直政(彦根藩井伊家初代当主)所用と伝えるもの。古文書の記載から見ると、2代井伊直孝所用の可能性もあります。江戸時代は黒糸威でした。波形の鉄板札を横に矧ぎ合わせて綴じ、右脇腹で引き合わせる2枚胴、草摺は7間5段に分けて動きやすく工夫を施こします。兜は5枚の鉄板を矧ぎ合わせた頭形で、立物は金箔押の天衝脇立。藩士は小振りの前立とし、藩主のみが大型の脇立を装着しました。金色に輝く天衝は、自己の高揚をはかり、武勇を誇示するものでもありました。