作品詳細

コレクションNo.

HCM204X3

作品No.

刀003-001

画像No.

HCM204X3

 

 

作品名

刀　無銘　伝三原

 

 

分類

刀剣

年代

鎌倉時代

材質・形状

鎬造

寸法

刃長70.2㎝　反り1.6㎝　

 

 

所蔵先

彦根城博物館

画像データ

3.3MB

解説

井伊直政（彦根藩井伊家初代当主）の指料。磨上げですが、なお長身で中反り。鍛は板目肌で、刃文は沸出来、直刃調でわずかに小乱を交えます。鋒はつまりぎみで、茎に「来国光」の銘を切っています。来国光は、国行を祖とする山城国来派の刀工で、国行の子とも、国行の子といわれる国俊の子ともいわれます。この太刀の刃文は、来派が本来得意とする直刃を基調に焼いていますが、相州伝の影響も受け、沸出来となっています。元来脇指相州行光と一揃でしたが、行光は伝存しません。