作品詳細

コレクションNo.

FCM2011P00761

画像No.

2011P00761

 

 

作品名

於吹島之館直之古狸退治図

 

 

作家名

月岡芳年

作家名欧文

Tsukioka Yoshitoshi

 

 

生没年

1839‐1892

 

 

分類

書画

年代

江戸時代末期～明治時代初期　

材質・形状

木版色刷・大判錦絵

寸法

35.4×73.2

 

 

所蔵先

福岡市博物館

画像データ

10.5MB

解説

画面右隅で室内の様子をうかがっている吹嶋左ヱ門正則とは戦国大名福島正則のこと。中央にどっかと坐り、左端のろくろ首のようなタヌキの化け物とにらめっこをしている番丹右衛門直之は、信長や秀吉、加藤嘉明などをはじめ、福島正則にも仕えた剛勇の武将塙直之である。福島正則の屋敷に出没する妖怪を家臣の直之が退治する逸話を描くが、衝立の後ろの妖怪たちもなにやら胡散臭く、世情を風刺する意味が込められているようである。【ID Number 2011P00760～763】 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』

注釈

3枚続のうち中　参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№137