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福岡市博物館所蔵 画像提供:福岡市博物館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FCM2004B00533
画像No.
2004B00533
作品名
幽霊図
作家名
久保田米僊
分類
書画
年代
明治時代
材質・形状
絹本墨画淡彩 掛幅装
寸法
122.5×12.2
所蔵先
福岡市博物館
画像データ
7.7MB
解説
久保田米僊(1852-1906)は京都生まれで、鈴木百年門下の画家。遠く応挙に連なる円山派の画家である。歴史画を得意とした。この作品は、極端に細長い画面に幽霊を描き、「疑ひのとければ雪の柳かな」という句を書き入れている。柳を幽霊に見間違えるということは、幽霊は神経病と解釈する明治初期の考え方を示しているのであろうか。幽霊図としては特に際だった特徴や個性はないが、いかにも手慣れた表現で、細長い画面におけるトリミングが巧みである。【ID Number2004B00533】 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』
注釈
旧観方コレクション 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№032