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作品詳細

クレジット表記
福岡市博物館所蔵 画像提供:福岡市博物館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FCM1999B005410002
画像No.
1999B005410002
 
 
作品名
紙織画屏風(部分1-2扇)
 
 
作家名
作者不詳
作家名欧文
Anonymous
 
 
年代
朝鮮王朝時代 
材質・形状
紙織画 屏風装
寸法
各扇 88.7×45.3
 
 
所蔵先
福岡市博物館
画像データ
13.9MB
解説
 朝鮮王朝時代の後半、文化の担い手が庶民に移っていくなかで、いわゆる「李朝民画(りちょうみんが)」が多く描かれるようになった。その題材は夫婦和合や子孫繁栄、寿福長命など現世の幸福を願った題材がほとんどで、それらの多くは年中行事や人生儀礼のさいに飾られる屏風などに用いられた。「李朝民画」は紙に描いたものがほとんどであるが、このように紙幅2ミリの細長く切った色紙を、竹ひごで篭を編むがごとく編んで描く工芸的な技法で描いた紙織画は珍しい。いわば単色の方眼が多数集まることによって、見る人に画面全体で一種の立体感や陰影を感じさせる効果をねらったものである。わが国では江戸時代中期の伊藤若冲が影響を受けて方眼手法の絵画を制作している。この屏風に描かれているのはむかって右から「松に鶴図」、「文字絵 寿」、「大樹に鹿図」、「瓶花」、「月下虎図」、「山水図」である。
【ID Number1999B00541】参考文献:『福岡市博物館名品図録』
注釈
参考文献:『福岡市博物館名品図録』