作品詳細

コレクションNo.

FCM1993B036480001

画像No.

1993B036480001

 

 

作品名

才次郎の亡霊　因幡小僧雨夜噺

 

 

作家名

豊原国周

 

 

分類

書画

年代

江戸末期～明治　

材質・形状

大判錦絵　台紙貼

寸法

36.9×24.0

 

 

所蔵先

福岡市博物館

画像データ

6.9MB

解説

　1993B03647と同じ歌舞伎「因幡小僧雨夜噺」の後半場面を描いている。才次郎と駆け落ちした小萩は、榊原家の当主の妾になっていた。命をとりとめた才次郎は、そんな小萩に恨みを述べるが、逆に榊原家の家臣に殺されてしまう。この図は、殺された才次郎が亡霊となって現れた場面である。これも縦長の画面をうまく利用している。この作品が取材した明治20(1887)年の江戸・中村座での公演では、五代目尾上菊五郎が才次郎を演じている。【ID Number1993B03648】 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』

注釈

「応需豊原國周筆」　参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№071