作品詳細

コレクションNo.

FCM1993B03103

画像No.

1993B03103

 

 

作品名

幽霊図

 

 

作家名

薮田蘆堂

 

 

分類

書画

年代

江戸時代後期　

材質・形状

絹本墨画淡彩　掛幅装

寸法

118.9×39.8

 

 

所蔵先

福岡市博物館

画像データ

10.2MB

解説

　薮田盧堂(生没年不詳)は京都の画家で、文化年間(1804-17)頃に活躍したが、詳しい伝記は明らかではない。画風から判断すると、円山・四条派に連なる画家であろうと判断される。柳の下という幽霊が現れる定番の背景を描いているが、幽霊そのものは、姿勢や頭髪、右手を懐に入れるところなど、応挙様式の影響が強く表れている。眉間にしわを寄せ、髪を口にして一文字に唇を噛みしめた表情に恨みと苦悩が感じられる。【ID Number1993B03103】 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』

注釈

「應需蘆堂写」朱文方印「東雲堂」　参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№017