作品詳細

コレクションNo.

FCM1993B03032

画像No.

1993B03032

 

 

作品名

小町亡霊図

作品名欧文

A Ghost Comes out of a Paper-covered Lamp, Holding a Skull

 

 

作家名

森徹山

 

 

分類

書画

年代

江戸時代　

材質・形状

絹本着色　掛幅装

寸法

84.1×29.4

 

 

所蔵先

福岡市博物館

画像データ

18.5MB

解説

　森徹山(1775-1841)は四条派の画家で大坂の人。森狙仙の甥で狙仙の養子となり、晩年の円山応挙について画を学んだ。応挙十哲に数えられる弟子のひとりである。筆を手に物思いにふける女官のかたわらの灯りから、骸骨を抱いた幽霊が立ちのぼり、死者の姿が蘇る反魂香を感じさせる図様である。落款には、本図は江戸前期の画家土佐光起の原図を写したとあり、このような図様が土佐派で描かれていたことを示唆する。水墨で描かれた幽霊自体は円山派の範疇に属する。【ID Number1993B03032】 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』

注釈

「土佐光起圓應需寫之徹山」朱文方印「真」　参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№019