作品詳細

コレクションNo.

FCM1993B02963

画像No.

1993B02963

 

 

作品名

網館鬼のかいな図

 

 

作家名

芝鶴

 

 

分類

書画

年代

大正～昭和時代　

材質・形状

絹本着色　掛幅装

寸法

105.1×36.0

 

 

所蔵先

福岡市博物館

画像データ

8.2MB

解説

1993B046180001~02の芳年作品の一部をクローズアップした構図の肉筆作品である。大きく口をあけ、目を見開いて櫃を覗き込む老婆の顔がすさまじい。櫃の中には白布に包まれた鬼の腕の一部が見えている。茨木と見えた老婆は実は鬼女で、「これは吾が手。持って行くぞ」と腕をつかんで飛び上がり、破風を蹴破って戸外に飛び出し、虚空に消えていった。落款には「芝鶴」とあり、歌舞伎役者で多くの随筆も残している二代目中村芝鶴(1900-81)が描いた作品かもしれない。【ID Number 1993B02963】参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』

注釈

「芝翫」白文方印「芝翫」　参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№101