作品詳細

コレクションNo.

FCM1993B02942

画像No.

1993B02942

 

 

作品名

墓場の幽霊図

 

 

作家名

吉田元陳

 

 

分類

書画

年代

江戸時代中期　

材質・形状

紙本着色　掛幅装

寸法

45.7×17.5

 

 

所蔵先

福岡市博物館

画像データ

21.4MB

解説

　吉田元陳(？-1795）は京都清水寺のあたりに住した江戸中期の画家で、法眼に叙せられた。ただ、詳しい伝記は未詳である。墓場、白装束、三角布をつけた姿というように、幽霊であることを細かに説明している。穏和な美女の姿には、応挙の幽霊画からの影響があるのかもしれない。右側に「作眉して子故につみを…」と歌が書かれており、子供に未練を残した母親の幽霊であろうか。扇面の幽霊は珍しいが、これであおぐと、涼しいのかもしれない。【ID Number1993B02942】 参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』

注釈

「法眼元陳画」白文法印「□□」　参考文献:『幽霊・妖怪画大全集』掲載№013