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作品詳細

クレジット表記
画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM6XHAX70X1
作品No.
6-Ha-70
画像No.
6-Ha-70_1
 
 
作品名
雨漏堅手茶碗 銘「天野屋」
 
 
分類
陶磁
年代
朝鮮王朝時代
材質・形状
陶器・碗
寸法
高さ7.5 口径14.6 高台径5.2 重さ338g
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.1MB
解説
 角度をつけた腰から上を直線的に挽き上げ、口部を端反りとした素直な姿の茶碗で、高台を竹節状に作っている。胴の上部には流れるような轆轤目が軽やかに立ち、内側はなめらかに成形して見込みに目跡を六個残す。胎土は赤みをおびた褐色のきめ細かい土を使用し、内外に淡い朽葉色の釉薬を掛けているが、外面は一部青味を帯びて焼き上がる。気泡孔のまわりには大小の濃い雨漏りの染みが生じて見事な釉景色を作りだしている。高台は片薄にやや浅く刳り、兜巾を立てている。また高台まわりには梅花皮を生じている。雲州松平家伝来で、原三渓旧蔵を経て松永耳庵の愛蔵するところとなった。