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作品詳細
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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM6XHAX69X1
作品No.
6-Ha-69
画像No.
6-Ha-69_1
作品名
建盞天目茶碗
分類
陶磁
年代
南宋時代
材質・形状
陶器・碗
寸法
高さ7.0 口径12.0 高台径3.8 重さ320g
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.2MB
解説
典型的な天目の器形を見せる茶碗で、口縁には金覆輪を被せている。裾から下には鉄気色の土を見せ、高台は約束どおりの小さく背の低い天目形で内を浅く平らに削っている。本碗の見どころは内外に厚く掛けられた釉膚に生じる見事な禾目で、細く長く幾重にも流れ下る銀色の筋は角度により濃紺や青が混じって青貝のような光沢を放っている。釉際には厚い釉だまりがめぐる。溜柿合利休形の天目台が付属し、背面に朱漆で書付と花押を記すが、薄れて判読できない。箱には覚々斎が「天目之臺 今日庵書付 左(花押)」と墨書している。