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作品詳細

クレジット表記
画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM6XHAX66X2
作品No.
6-Ha-66
画像No.
6-Ha-66_2
 
 
作品名
黒織部筒茶碗 銘「さわらび」
 
 
分類
陶磁
年代
桃山時代
材質・形状
陶器・碗
寸法
高さ9.7 口径9.3 高台径5.3 重さ380g
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.3MB
解説
 ゆがみが著しく作為にあふれた作が多い織部のなかでは、比較的素直な成形の筒茶碗である。本碗は釉の掛け方に特徴があり、胴の前後を三角形に白抜きしてそれぞれに訥々とした素朴な描線によりさわらびと蔓草を表わしている。
内部には黒釉をむらなく掛ける。胎土は白いきめの細かい土を使用し、腰部角には釉薬留めのためか箆削りの線を一条巡らす。口縁はわずかに端反りに作る。高台は無造作な削り口を見せて削り出され、高台内に一文字の窯印が記されている。また高台脇の部分を指先で内側に軽く押さえて歪ませ、胴の三方には縦に箆彫りを加えている。