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作品詳細

クレジット表記
画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom 撮影:山﨑信一
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コレクションNo.
FAM6XHAX62X1
作品No.
6-Ha-62
画像No.
6-Ha-62_1
 
 
作品名
黒楽茶碗 銘「次郎坊」
 
 
作家名
長次郎
 
 
分類
陶磁
年代
桃山時代
材質・形状
陶器・碗
寸法
高さ8.4 口径10.4 胴径11.2 高台径5.0 重さ272g
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.2MB
解説
いわゆる宗易形の黒楽茶碗で、作為をおもてに表わさず素直な半筒形に成形し、やや腰高としている。口部をわずかに抱え込み、胴中ほどで心持ち引き締め、腰から高台にかけて丸みをつけている。幾分高めの高台は末広がりにきっちりと作り、畳付を片薄に削って内を丸く深く刳っている。釉掛けは総釉で、釉膚はややかせて桧皮色をおびた黒褐色を呈し、小さなスが散在している。内部の側面下方には細かく不規則な起伏が明瞭に残っていて、手捏ね成形であることを物語っている。内箱蓋表には朱漆で「次ら坊 元伯(花押)」とあり、蓋裏に「利休所持/次郎坊黒茶碗/千宗旦ヨリ来ル/箱ノ表書付同筆/宗室(花押)」と仙叟宗室が記している。