作品詳細

コレクションNo.

FAM6XHAX57X2

作品No.

6-Ha-57

画像No.

6-Ha-57_2

 

 

作品名

青井戸茶碗　銘「瀬尾」

 

 

分類

陶磁

年代

朝鮮王朝時代

材質・形状

陶器・碗

寸法

高さ6.4　口径13.6　高台径4.9　重さ273g

 

 

所蔵先

福岡市美術館

画像データ

1.6MB

解説

青井戸茶碗のなかでは小振りな部類に属し、またおだやかに浅く轆轤目をめぐらす胴もふっくらと丸みをもたせて成形しているのが特徴である。内側はなめらかに轆轤挽きし、茶溜まりは中央に一段と深く小さく作り、周囲に四つの目跡を残す。総体に青味を帯びた枇杷色の釉を厚手に掛け、高台脇から内にかけては見事な梅花皮が生じている。また高台内は丸く刳り中央に兜巾を小さく立てる。畳付に目跡が四つのこる。おとなしく温雅な趣を備えた青井戸茶碗である。大正時代には「竹屋」「春日野」とともに東都の青井戸三名品と称された。