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作品詳細

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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FAM4XHDX180
作品No.
4-Hd-180
画像No.
4-Hd-180
 
 
作品名
着背長(小札の陣羽織)
 
 
分類
染織
年代
桃山時代
材質・形状
絹、皮製、漆塗・羽織
寸法
裄26.5 丈95.0
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
1.5MB
解説
具足の上から羽織る陣羽織は、荒天や寒天に備えるための実用性と同時に、戦場で示威するための装飾性を兼ね備えた上衣である。この陣羽織は、牛革に黒漆塗の短冊状の小札を横に縅め、その小札を上下に菱縫いに威してつづりあわせており、豪奢な色々威の大鎧を彷彿とさせる。前立ての裏と立て襟には、雲龍寿字文様天鵞絨を用いる。袖刳りには白絹の襞飾りをつけて、南蛮服の要素を取り入れている。伝統と流行を融合させた、陣羽織のなかでも希有な名品である。