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作品詳細

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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FAM4XHAX11X2
作品No.
4-Ha-11
画像No.
4-Ha-11_2
 
 
作品名
薩摩肩衝茶入 銘「九重」
 
 
作家名
薩摩焼
 
 
分類
陶磁
年代
江戸時代
材質・形状
陶器・小壺
寸法
高8.5 口径2.9 胴径5.2 底径3.2 重さ105g
 
 
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
25.7MB
解説
薩摩焼の茶入は、慶長十年(1610)の『松屋会記』に初見し、九州の国焼のなかでは唐津に次ぐ古い記録を有する。この茶入は高さ8.5cmと小振りであるが、胴上部を締めた丈高い姿をもつ初期の薩摩焼肩衝茶入の典型的形態を示している。また白釉に黒釉を重ね掛けした薩摩独特の釉調とともに、手取りを軽くするため内部下半を肉取りする特徴も兼ね備えている。裾まわりには箆を使った面取風の成形が施され、重厚な釉薬とともに桃山の遺風を感じさせる造形的特徴を示している。仕覆は、和物(030129小笠原先生談)挽屋はクロガキ(030129財津先生談)