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画像提供:福岡市美術館 / DNPartcom
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コレクションNo.
FAM4XBX48
作品No.
4-B-48
画像No.
4-B-48
作品名
宗英公(忠之)像
作家名
狩野探幽筆、沢庵宗彭賛
分類
絵画
年代
江戸時代
材質・形状
紙本着色・掛幅装
寸法
縦 87.3 横 36.4
所蔵先
福岡市美術館
画像データ
5.4MB
解説
福岡藩第二代藩主黒田忠之の肖像である。画面に「探幽斎」の印章があり、狩野探幽(1602~1674)のいわゆる「斎書き時代」と呼ばれる30代から40代の作品であると考えられる。賛は大徳寺第153世の沢庵宗彭(1573~1645)である。像主である忠之は、束帯姿ではあるが、手前に描かれた犬と向かい合い、刀も床に置くなど、威厳を示すよりもくつろいだ様子を表している。沢庵の賛も多くの禅僧の賛のように漢詩ではなく、謡曲『加茂』の地謡の一節で、これは忠之が自らの遺言として沢庵に示したものだったという。沢庵、探幽という、江戸時代初期の文化を代表する人物による、黒田家当主の肖像として、意義深い、優れた作品である。