作品詳細

コレクションNo.

FAM4XBX17X3

作品No.

4-B-17

画像No.

4-B-17_3

 

 

作品名

寿老人・竹・松図

 

 

作家名

狩野常信

作家名欧文

Kano Tsunenobu

 

 

生没年

1636-1713

 

 

分類

絵画

年代

江戸時代

材質・形状

紙本墨画・掛幅装

寸法

縦 109.6　横 39.9

 

 

所蔵先

福岡市美術館

画像データ

34.7MB

解説

狩野常信(1636-1713)による三幅対形式の作品。中幅は探幽のような観音ではなく寿老人で、同じ寿老人を描いた雪舟作品とは異なり、短躯で長頭という特徴的な姿で描いている。江戸時代後期に数多く描かれる寿老人とも共通する姿である。その向かって右に松、左に竹を配すが、いずれもごく簡略な筆致で描きながら、巧みな墨色の使い分けや余白を生かした構図で瀟洒な画面を作り出している。水墨画における真体、行体、草体の描き分けでいえば、草体に近い描写である。